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【資料の組立】基本を押さえて伝わる資料を組立てよう 「理由の確定」

理由の確定

〈理由の確定〉

以前のコラムでのテーマ設定では「本日のトピックは、サービスAを導入した業務提携により、御社の営業効率の改善と収益化の提案です」

とテーマを伝えること重要性を説明しましたが、今回はなぜそれをテーマにしたのかの「理由」について説明しようと思います。

 

具体例としてわかりやすくするために、今回は、社内プレゼンを行う際の組立で説明させていただきます。

提案内容は「サービスAを導入することにより、自社の営業効率の改善と収益化を図ります。なぜなら、

現在利用しているサービスには〇〇についての機能がなく、それを補うためには別のサービスを経由する必要があり営業効率を下げてしまっています。

 

という感じにプレゼンテーションによって提案する案件について「なぜなら」の理由付けをすることで

聞き手側の問題を再認識させ、よりその提案の重要性を高めることができるからです。

 

なぜなぜ分析という問題解決手法がありますが、「なぜ」という問いかけを繰り返すことで自社内で見えにくくなっている問題を探り、解決に向けての行動に取り組むための手法です。

今回は社内プレゼンテーションを例に挙げていますので、この手法と組み合わせることで自社の問題点をより正確に把握することができ、提案内容の説得力を高めることができます。

 

1)まずは思いつく限りの理由を書き出しましょう。

「なぜなら」という理由付けによる課題可決につなげるための素材づくりをしましょう。

2)具体的に何が問題なのかを抽出

具体的に起こっている問題を自分の体験やエピソードなどでいくつか抽出しましょう。

3)「実は」で語ることができる事象を探す

その起こってしまった原因には「実は、このような背景があった」や、「実は、とてもつらかった」など

4)取組まないことによるマイナス面の説明

今回の提案のテーマについての取り組みを行わないと、どのようなことが起こるのかを説明します。
 当然、悪い状況になることについての説明になります。

5)数値情報

 最後は数値情報です。定量的な判断には絶対に必要な情報です。
 正確な数値が出せない場合でも、予測値であったり、参考値を出すことで信用度を高めることができます。

伝わらなければプレゼンではない

 プレゼンテーションの目的は、相手に行動してもらうためのものです。取引先に新たなサービスを提案するときであっても、社内における新たなビジネス戦略を提案するときであっても、プレゼンをとおして伝えたいことをしっかりと伝え、アクションを起こしてもらわなければなりません。しかし、ただ話をするだけではわかりにくいので、スライドの力を借りてわかりやすく伝えます。

こんなアクションをとって欲しいので、そうしなければならない理由をシンプルに、明確に伝える…これがプレゼンテーションで最も重要なことです。

とって欲しいアクションはプレゼンのゴールです。プレゼン資料は、その行動へと聞き手を導くために組み立てます。

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